まる&にゃんとの毎日 ちぃちゃんとばあちゃんも

まる&にゃんの飼い主の頭と心と生活を整理。四角い頭をまるくしたいブログ いろいろ覚書

『草枕』

山路もどきを登りながら、こう考えた。


「あっ!あ〜にゃん久しぶりー❤︎」ではなくて、、、

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画が出来る。

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣りにちらちらする唯の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。


「まる〜、あ〜にゃんナデナデするからもうちょっと待っててーー」


越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛げて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。


20分後、見守りさんからご飯をたっぷりもらってお腹ぱんぱんのあ〜にゃん。

夏目漱石の『草枕』、子供の頃から暗記できるほど何度も読み直している大好きな本の1冊です。
でも、何度も読み直す理由は
何度読んでも、この先の話を、ストーリーを、どんな話だったのかを、全く思い出せないからなのです。
そして、読み直しては改めて感動することだけは覚えているんです。


そろそろ12年ぶりに読み直してみようかな。
一体、この先どんな話になるんだろうね?!